私はウイスキーが好きだ。
元々はバーボン嫌いのスコッチ派だったが、最近バーボンの美味さに気が付いて好みがバーボンに移ってしまった。
とはいえ、肝臓があまりよろしくないので、本当にたまにしか飲まない。
その、たまに飲むバーボンなんだから、コンビニで売ってるような安物ではなく、ちょっとだけ高めバーボンを一本だけ買って、チビチビ飲んでりゃ数年は持ちますよ。
そう思って、バーボンウイスキーのワイルドターキー8年を、来月あたりにでも買おうかなって思っていたところだ。
でもこれってやはり贅沢なのかな。
神様はお喜びいただけないだろうか…
いや、たまにちょっと好きな物飲むくらい…
なんて葛藤が有った。
そこでおさしづにお伺いをしてみた。
いや、まあそんなもの飲まなければ飲まないに越したことは無いし、そんなものを「良い」とも「ダメだ」とも、神様が仰られることはないだろうし、バカな伺いだとは思うが、それでもバカは承知でお伺いをしてみたのだ。
お伺いしても、その時は何も分からなかった。
そして出勤時間になったので、仕事へ。
食事休憩の時間に
おさしづは宝を読ませていただいているのだが、たまたまその日に読んだのが
道の為世界の為を思う澄み切った真実を定めて道を尋ねたら、どんな事情も濁り切った人間心を捨てて神の思惑通りの道を運ぶよう諭すばかりである
(一部抜粋)だった。
そりゃそうだよな。
「どんな事情も濁り切った人間心を捨てて神の思惑通りの道を運ぶよう」
そもそも買いたいと思った切っ掛けが、最近Youtubeでウイスキー関連の動画を見るようになったからだ。
それらを見ていると、お気に入りの一本が欲しくなってしまうのだ。
また、チビチビと飲み続けるお気に入りの一本が、コンビニでも売ってるような安物ではちょっと格好つかないというのも理由だ。
俺が何飲んでいようと、誰に見られるでもないのに、俺はどうやら自分に見栄を張ってたようだ。
どちらにしても、それは埃の心だろう。
この日も自分の埃に気づかせていただけた。